肉体労働

■行ってやったさ栞の家へ
トラックに乗って朝の9時にちゃんと家に行ったさ!
本人は徹夜で原稿を書いていたらしく寝てたがな・・・
でも長年のつき合いの私だ、
ここは親友として心の広さをみせてやろう
「起きんかい!このアホンダラ!人を呼んでてめぇは寝とるんかい!」
数十回のぬいぐるみ叩き付け攻撃により
起きた栞の顔は不機嫌そのもの、
そしてこう挨拶をしてきた
「HIRONOぉー地獄に落ちろ」
親切に起こしたのになんて奴だ!


■トラックなんか必要なかった
栞の R1 と私のスイフト・スポーツでも
じゅうぶんに運べる量だった・・・
せせこましい路地にトラックをバックで放り込んだ
私の苦労は・・・
こういう奴なんだこういう奴なんだよぉー
やり場のない怒りはどこへ捨てればいいのだろう。


■「さって、次に行こうか」
次?次ってなんだ?新居の中で栞は言う
「家具の即売会やってるから買いに行こう、トラックで」
怒りは頂点を通り越し頭の上から飛び出していたが、
それを顔見せに来た貴子がもぎ取った。
トラックに積んだ家具をどうやって降ろすのか?
そんな事を考えながらも栞は次々と買う・・・
再び新居へと戻ると表で見知った顔とバイクが並んでいた。
うちのツーリングチームのごろつき達だ・・・
次々と運ばれていく家具、だが私はこう言うのである
「旦那のタクヤンはどこだ?」
食料他の買い出しに行かせたそうである(笑)
旦那はパシリかよ!


■本日、妹達はいません
父母と共に泊まりで温泉に行きやがりました。
家に取り残されのは柳流と私、それに弟と猫達・・・
柳流と弟は酔っとります。